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2011年、サントリーホール25周年の年から始まった
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)が
4回目を迎える。
今年は、6月7日から6月22日まで開催される。
 
 
サントリーホール・ブルーローズで行なわれるCMGは、
その名の通り、色とりどりの花を咲かせるがごとく
様々な形の室内楽が、庭園のように、
様々な室内楽、楽曲、イヴェント、室内楽の王道を行くものから
ライトな感覚のものまで咲き誇っている。
 
 
CMGには、これまでに世界の巨匠から
多彩なアーティストが登場してきている。
 
ボーザル・トリオのピアニストとして一世を風靡した
メナヘム・プレスラー。
 
現代チェリストを代表する名手
マリオ・プルネロ
 
ハーゲン弦楽四重奏団のチェリスト
クレメンス・ハーゲン
 
世界最高のホルン奏者のひとりである
ラデク・バボラーク
 
弦楽四重奏団は
パシフィカ・クァルテット
ヘンシェル・クァルテット
ボロメーオ・クァルテット
カルミナ・クァルテット
 
日本からは
 
サントリーホール館長の
堤 剛
 
常設の四重奏団として20年活躍している
クァルテット・エクセルシオ
 
ピアニストの若林 顕
小山実稚恵
 
N響メンバーによる弦楽アンサンブル
 
クヮトロ・ピアチェーリ
 
ハープ奏者
吉野直子
 
ギタリスト
大萩康司
 
そしてサントリーホール室内楽アカデミーで学んだ
若手のホープ
サントリーホール室内楽アカデミー・フェロー
 
といった錚々たるアーティストが登場して
名曲からふだんなかなか聴くことのできない作品まで十分に堪能することができる。
 
例えば、
メンデスゾーンの弦楽八重奏曲といったよく聴かれる作品もあれば
エネスクの弦楽八重奏曲も演奏されるのである。
 
今年も、絢爛豪華な演奏家が登場する。
以下の概要をご覧いただきたい。
 
 
ところで
ブルーローズの花言葉は“夢かなう”。
正に、室内楽を通してのふれあいの空間として
CMGは毎年開演されているが
演奏者と聴衆との距離が近くなることによって
より親密感を感じてもらうために
CMGでは
会場のブルーローズを横使いの舞台にしているる。
 
 
さぁ今年の庭園全体を見てみよう。
 
● 堤 剛プロデュース2014
● レインボウ21
● レインボウ21 インターナショナル
● サントリーホール室内楽アカデミー ゲストコンサート
● 室内楽公開マスタークラス
● キュッヒル・クァルテット ベートーヴェン・サイクルⅠ〜Ⅵ
● ENJOY! ウィークエンド
● フィナーレ
 
 
堤 剛プロデュース2014
67日(土)18時
CMGのオープニングは、日本を代表するチェリストであり
サントリーホールの館長でもある堤 剛氏が
自らプロデュースし登場する。

 

 

 

レインボウ21
(サントリーホール デビューコンサート2014)
69日(月)、10日(火)、11日(水)19時
これは、音楽を学ぶ学生達がプロデュースする公演で
毎年公募されるもので
独創的なプログラミングが登場している。
今年は
上野学園大学、東京音楽大学、国立音楽大学が参加する。

 

 

レインボウ21 インターナショナル
618日(水)19時 無料招待
レインボウ21のいわば海外学生版。
毎年世界の名門音楽大学が招かれている。
今年は、スイスのチューリヒ芸術大学の若い才能が
サントリーホールにデビューする。

 

 

サントリーホール室内楽アカデミー
ゲストコンサート(Concert#1)
68日(日)14時
世界最高のホルン奏者のひとりとして活躍している
ラデク・バボラークが登場する。
バボラークさんは、アッコルドでインタヴュー。

 

 

サントリーホール室内楽アカデミー
ゲストコンサート(Concert#2)
617日(火)19時
そして、CMG第1回目で
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏をして
パシフィカ・クァルテットが帰ってくる。

 

 

室内楽公開マスタークラス
68日(日)18時30分
ホルンのバボラークがマスタークラスで講師をつとめる。

 

 

室内楽公開マスタークラス
615日(日)18時
パシフィカ・クァルテットが講師をつとめる。
受講者は2010年から開講している
サントリーホール室内楽アカデミー

http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/enjoymusic/chamber/index.html

のフェロー(アカデミー生)。

 

 

キュッヒル・クァルテット
ベートーヴェン・サイクルⅠ〜Ⅵ
61321
CMGは、第1回目か、
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏
という名物企画を実施している。
 
ちなみに、
第1回目はパシフィカ・クァルテット
第2回目は、ヘンシェル・クァルテット
第3回目は、ボロメーオ・クァルテット
が演奏している。
 
今年は
ウィーン・フィルのコンサートマスターとして活躍している
ライナー・キュッヒル氏率いるキュッヒル・クァルテットが
登場する。
 
今回は
ピアノ・ソナタの編曲版
弦楽五重奏までを含めて“全曲”とする
意欲的なプログラム。
 
ベートーヴェン時代の
シュパンツィッヒ弦楽四重奏団からの流れをくむ
正にウィーンの伝統そのものの
キュッヒル・クァルテットの演奏は
楽しみである。
 
キュッヒル氏には、アッコルドがインタヴューしている。
 

 

ENJOY! ウィークエンド

61321

これは、その名の通り
週末のリラックスタイムに
名手達がとっておきのレパートリーを披露する
60分のコンサートである。
ワン・ドリンク付きのコンサート。
ベートーヴェンの全曲演奏という
がっぷりよつのコンサートとはうって変わって
ひたすらリラックスしエンジョイするコンサートである。
2年間の研鑽を積んだ
サントリーホール室内楽アカデミー・フェローたちの演奏も
“マルシェ ワンコイン・コンサート”として行なわれる。

 

 

サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
フィナーレ
622日​ 13時30分開演
サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンに参加した
演奏家がほぼ一堂に会し
フィナーレの演奏会を行なう。
ふだんあまり聴かれない作品から名曲まで
存分に楽しむことができる。
 
 
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